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三聖病院院長、宇佐晋一先生の講話録です。
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森田神経質の特徴でもある

「直し変える努力の根気よさ」

世間の人の悩みと、神経質のなやみにどんな違いがあるのか。

院長先生独特の、あたたかく、明確な節回しで 

今日もぞんぶんに語ってくださいました。



【 MEMO 】

・ 「努力即幸福」。今話しをしている、その努力そのものが幸福。生きがいどころのはなしではない。

・ 「これではいけない」という自己否定的な見方が始めにあった。

・ 自分のいい状態をきめて、それに向かって熱心なとりくみをする。

  あきらめないのが、森田神経質。

・ 世間の人はのんきそのもの。悩みはある。ただとりくみがややのんき。

  悩んでいながら、理想的な解決を図らない。

・ 森田の考え方はよくて、ほかのはだめという。

  しかし、森田は考えではない。

・ あれこれ選ぶことがない。考え方なんかどうでもよい。


【 黒板MEMO 】

・ 「主観的虚構性」 (高良武久

・ 「一物不将来」  (厳陽)
 
  「放下着」 (趙州)
 
  「坦取去」 (厳陽)



 

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author : 金田 倫子
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