三聖病院院長、宇佐晋一先生の講話録です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
森田神経質の特徴でもある
「直し変える努力の根気よさ」
世間の人の悩みと、神経質のなやみにどんな違いがあるのか。
院長先生独特の、あたたかく、明確な節回しで
今日もぞんぶんに語ってくださいました。
【 MEMO 】
・ 「努力即幸福」。今話しをしている、その努力そのものが幸福。生きがいどころのはなしではない。
・ 「これではいけない」という自己否定的な見方が始めにあった。
・ 自分のいい状態をきめて、それに向かって熱心なとりくみをする。
あきらめないのが、森田神経質。
・ 世間の人はのんきそのもの。悩みはある。ただとりくみがややのんき。
悩んでいながら、理想的な解決を図らない。
・ 森田の考え方はよくて、ほかのはだめという。
しかし、森田は考えではない。
・ あれこれ選ぶことがない。考え方なんかどうでもよい。
【 黒板MEMO 】
・ 「主観的虚構性」 (高良武久)
・ 「一物不将来」 (厳陽)
「放下着」 (趙州)
「坦取去」 (厳陽)
PR
今日は、かつて院長先生が直接録音されたという
森田正馬先生の講話テープを聴かせてもらいました。
森田先生の肉声のものめずらしさはもちろんのこと、
録音機なるものがこの世に出たのが・・・ と、時代を感じせられる
院長先生のくだりもまた、おもしろかったです◎
【 MEMO 】
・ 過去によかったときのモノサシを全部とりはらう。
それよりも先に実際の生活上の困難な課題へ。
・ 勝てるだろうという見通しのもとに解決をはかろうとするが
「勝とうとしても勝てない」のが自分対自分のやりくり。
・ 知性は精神の外部機構。外向きのしくみ。
知性の守備範囲をこえている。
・ とりあえず。かたっぱしから。
・ どんなに再発しようと 次の瞬間は全治。
「自分で自分の主治医になる」。
もっともらしい世間での言葉についての批評から
心の実際についてのお話がありました。
【 MEMO 】
自分の問題を自分で解決するのがいかに他力本願より悪いか。
「心の問題はしっかり立ち往生する。」
にっちもさっちもいかんまま進む。そこに心の問題はでてこない。
profile
author : 金田 倫子
new!
archive
カウンター