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三聖病院院長、宇佐晋一先生の講話録です。
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 三聖病院では、週3回の講話のあいの日、月・木・土曜に

院長先生の美術スライド講座があります。

仏教美術から西洋・東洋美術にいたるまで、時代は縄文のころからと

幅広い美術作品に、院長先生の知識深く、味わい豊かな解説とともに

お目にかかることができます。

今日は、その講座に関連した話題から始まり、観ることの徹底についてお話がありました。


【 MEMO 】

・ スライドの解説は、調子を合わせるだけのもの。

・ ただ見るばかり

・ 見ること、と説明をきくこと。別の話が同居している。

・ 私の話を通じて、絵を見てもらっては困る。

・ 横から意味づけられる。なくもがな(=ないほうがまし。)

・ 心の問題はお互いに感ずることの徹底

・ 話の成り行きに興味を示し、感ずることの徹底を忘れてしまう。

・ 解決にのりだしてしまう。

・ 意味づけによる見たものの喪失

・ 目は外のことを見るけれど、目は目自身を見ることがない。

【 黒板MEMO 】

・ 無限に多様

・ 観照

  鑑賞

・ 雲門禅師

 「見るときには見えず暗昏々」

・ (どんなんが悟りか、という問いに対して・・)

  「厨庫、三門」

・ 久松 真一

・ 心気症

・ 真実 如実

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author : 金田 倫子
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