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三聖病院院長、宇佐晋一先生の講話録です。
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  台風18号が接近間近に、今日は街中を不気味な風が吹き荒れていました。

  前院長は、台風接近を間近に控えた前夜、現作業室下に穴を掘って、何かがあった際に

  患者が非難できるように準備をさせたそうです。

  現院長はそれを見て、なんと変わったことをする父かと思ったと、そしてそのときの台風も

  今と同じ18号であったと。

  そんな、三聖病院の歴史と趣を感ぜられる話が、台風の不気味さと相反し、とても印象的でした。



【 MEMO 】

・ 内側に向かっては何が薬か。=症状

・ なぜかの先はすべて考え、概念。

・ 決める→<好き、嫌い>→<よいもの、わるいもの>

・ こころにひとつの方向が与えられた状態では治らない。

・ なぜかと説明する、をなくすのが(院長の)役割

・ 自分を知ることで、決めたのが悪い。

・ 言葉はものをきめる働きがある。ものを決めない言葉をもってくればよい。

・ 「えいままよ」

・ きくということはわかること。
  きくということはきめること。ことばを使うから。

・ 安心・不安を比べることがない。

・ 心に対立がおこるとすぐよりごのみがおこる。

・ 一つもちだすとそうでないものがすぐ決まってしまう。

・ そうでないことばがあればいい。「あるがまま」

・ ×受け入れる →受け入れる自分と受け入れられる症状にわかれてしまう。

・ 比較がない。対立がないときに同じこと(全治)がおきる。

・ 論理のあるばかりに、生き生きとしたものが見えなくなる。

・ ことばは生命そのものではない。

・ 本当でないものをつくりあげるのが言葉の役割


【 黒板MEMO 】

・ 所作

・ 病感の増大

・ 三黙室

・ 不問の論理
  

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author : 金田 倫子
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