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月面に人間が降り立つまで 人は月の裏側をみることができなかった。
月の裏側は 絶対にわからない裏側。
神経症の人間が、こころ、自分を知ろうとしても それは絶対にわからない。月の裏側のようなものである。
と、前院長は表現されたそうです。
今日の講話の冒頭で「ボールのうけわたしがないコミュニケーションがある」と
院長先生がおっしゃておられましたが、そういった相互理解の図り方、
表現に対する徹底した親切が、前述のような 絶妙な表現を
生み出すのであろうな、ということを今日の講話の中で感じました。
【 MEMO 】
・ この自分のこういうとこを治そう。その時点で考えに置き換わっている。
・ 治し方が悪いのではない。
・ こうなんだといわない。
・ 自分が自分を知ることがない。だから わからない。だから きめられない。
・ 人生論的人生を歩んではいけない。
・ 治った際には 自分に対するよしあしがない。
・ 比べない。となると 日々是好日。
・ 比べたいという感情がなくならないから難しいと思われる。だから、ことばにしない、に徹するのがよい。
・ 人間の、一番早く変わるものは意識
・ 意味づけがあればやりやすい。しかし、意味づけは本来いらない。
・ 「どうしましょう」←自分にとってどうしよう。そこに答えを出してはならない。
・ こう考えないといけない、ではみなさんに痛手を負わすことになる。
・ 決してものさしを使ってはならん。
・ 標準がない。
・ 心の問題には筋を通してはならない。
【 黒板MEMO 】
・ 即非の論理 (鈴木大拙)
A≠A 故に A≠A